京都のお番菜
京都のお弁当にはたくさんのお番菜が入っています。ひじきの炊いたん、ニシンの炊いたん・・・煮物は「炊いたん」といわれます。お番菜とは京都の方々が日常生活の中で毎日のように食べる普通のおかずのことを言います。以前友人が遊びに来たときに、一緒にいったデパートの京都フェアで、「京都のお番菜」として煮物や煮しめ、佃煮などが売られているのを見て、「こんなん家で炊いたらいいのに・・・もったな(もったいない)」と話していました。現代人は京都のお番菜のようなおかずを作らなくなっていますから、デパートでも売れるのです。
京都の方々は非常に節約上手です。残り物を上手く工夫してお番菜を作ります。京都の人達の「始末心」だそうです。その始末心は家庭で作られるお弁当にもしっかり生きています。大根は葉と茎をお漬物にし、皮もきんぴらにしてお弁当の中のお番菜になります。大根の身の方は、お揚げと一緒に炊いておけば、しっかりお弁当の一品になりますし、しっぽの方は大根おろしでおじゃこと一緒に朝食に、残った部分はお味噌汁の具に・・・お番菜や京都のお弁当の話を調べると、京都の始末心、「使い切る」ことが日常生活の中で当たり前になっていることに気がつきます。
京都のお番菜は作りおきできるものが多いので、お弁当にも十分活かされます。竹の子の炊いたん、賀茂茄子の田楽、茄子のおひたし、キュウリと鰻の酢の物・・・・どれも京都の日常で食べられているお番菜ですが、お弁当のおかずにもなるメニューです。京都のお番菜は四季の食材をふんだんに使っています。お弁当にするお番菜も、季節の旬のものが満載です。旬だからこそお値段も下がりますし、栄養価も高い、体に一番いい旬のものを使ったお番菜を作ることが、家族の健康を守ることにも繋がりますね。京都のお番菜、お番菜を使ったお弁当も、京都の先人たちの深い知恵が入っていると感じます。
京都の方々は、自宅にお客さまがみえる時、「おもてなしの心」を持ってお迎えする、というお話をしましたが、お番菜や京都のお弁当にも、おもてなしの心がしっかり受け継がれています。京都の歴史、風土によって生まれたお番菜という食文化を、お弁当などにも活かすことは、食べる方のことを第一に、心を込めてという暖かい気持ちを感じさせてくれます。京都の色々なところで、「お番菜弁当」が作られ販売されていますが、どのお弁当を見ても、彩りよく栄養価の高い「お番菜」が入った素晴らしいお弁当になっています。
京都の弁当に関する質問
- 京都でお弁当
- 2005-10-20 22:04:36
- 京都でお弁当 来月末に京都に旅行に行きます。何を食べるかとか、どこに行くかとかいろいろ計画を立てているのですが、せっかく紅葉のきれいな季節なので、外でお弁当...
- 京都駅のお弁当
- 2003-10-25 17:32:36
- 京都駅のお弁当 京都駅近くのデパートか食品街で京風のちょっと高級なお弁当を買って6時ごろの新幹線で東京に帰りたいと思います。どなたかお勧めのお店教えて下さい。
- 京都植物園に配達してくれる弁当屋さん教えて、
- 2003-04-21 02:52:40
- 京都植物園に配達してくれる弁当屋さん教えて、 京都植物園に配達してくれる弁当屋さん 或いは、 京都植物園にすぐ近くか、地下鉄京都植物園の駅近くの...